日時:11月20日(月)20:00~21:00
話題提供者:澤海さん(Accenture Song)
話題:コンサルタント業界におけるデザインチームの役割
参加者(卒業年度)
鶴本さん(2001)
五十嵐さん(2002)
足立さん(2003)
澤海さん(2005)
敦賀さん(2006 院)
両角
デザイン事務所である(株)ソフトディバイスから、コンサルティング会社であるアクセンチュア(株)に今年5月に移られた澤海さんに、お仕事の内容や移ってみた結果の感想を伺った。
サービスプロダクツを革新的で効率よく生み出すための新しいタイプの技術者としての可能性を十分感じた勉強会となった。
■話題内容(澤海さん)
Creative Technologist(UXエンジニア/ デザインエンジニア)
説明内容
・なぜ転職しようと思ったか
・Accenture Songとは
・転職してみてどうだったか
なぜ転職しようと思ったか
デザイナーとエンジニアが両方いる組織で力を発揮したかったから
Accenture Songとは、やっていること
Songsの説明では“私たちはデザイン燃えジニアリングもひとつのクリエイティブ”として捉え、ユーザーエクスペリエンスとコードを問うしてデザインに命を吹き込むことに情熱を注ぎます。”(画像02)
澤海さんのかかわったCreative Technologyとしての事例として、“生成AIを利用したWebサービスのPOC”や“企業と顧客をつなぐビジネスアプリケーションを使ったECサイトの構築”などが紹介されました。技術を理解できていて、実際に動くプロトタイプを制作できることが強みとなっていることが伝わってきました。
転職してみてどうだったか
仕事は楽しい。やっている仕事は前職と変わりはない。
転職時の難しさ(実際に転職・面接等を経験して)
・きちんとデザイン/UXエンジニアリングんを理解している人がすくない
・企業の現場レベルで必要とされていても、経営側に理解されない
澤海さんから見てCreative Technologistに向いている人、向いていない人についての話も参考になりました。
■ 両角の感想
転職や転職後の仕事についてのリアルな内容であったので、現代のデザインを考えるうえで大変興味深い話だった。
特にデザインプロセス・サービスづくりにおける『プロトタイピング(動くモデル)』の重要性については、私自身も大学で強調していた内容であり、「構想(意思決定)→ デザイン →エンジニアリング →運用」というプロセスの中で、プロトタイピング(モックアップ用モデル)コードと本番(製品)コードの違いを理解して、冒険しつつ確度をあげる手法としてのモデルを制作することの大切さと重要性が、徐々に広がりつつあるのかと感じた。(画像03,04、05)