開催日時:11月15日(火)20:00-21:00
話題提供者:福嶌彰太さん(rinna 株)
話題:rinna株式会社におけるUXデザイナーとしての仕事
参加者(順不同)
鶴本さん(2001)
五十嵐さん(2002)
足立さん(2003)
福嶌さん(2003)
敦賀さん(2006 院)
天野さん(2007)
両角
*最後に発表風景写真あり
両角の感想
今回は、AIキャラクター『rinna』を開発するスタートアップ企業に転職して活躍している福嶌彰太さんのお仕事について、話をお聞きした。
福嶌さんは、デザイン事務所を経て、日本マイクロソフトに転職され、その後マイクロソフトからのスピンアウトスタートアップである『rinna株式会社』に転職されて、現在はAIキャラクターアプリ『キャラる』のデザインに参加されている。
rinnaの紹介では、missionは「あなたらしい創造力をAIキャラクターと共に引き出し、世界をカラフルに」とのこと。また、『私たちのアプローチは「共感」』で『生産性より共感重視の会話』を目指しているとのこと。
マイクロソフトからのスピンアウトということで、AIの裏を支える技術は広範で高度なものであるようであるが、一般にAI利用の目指すものは『効率化』等が多いと思うのだが、それとは異なる何か新しいことを考えているように感じる。そこには、文化の理解なども含まれているようである。
アプリ開発のお話もしていただいた。それを聞いて感じたのは、基本的な開発方法は変わらないということ。AIを利用したプロダクト・サービスだとしても、最終的なユーザーは人間なので、人間の気持ちや操作のしやすさを確認しながら表現していくことがデザインの役割になる。
さらに、人間同士のコミュニケーションであれば当たり前のことを理解したうえで、AIの利用をしていかなければならないので、より難しいデザインになるかもしれない。
とても、刺激的なお話しでした。
AIりんな公式チャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=9nQDHQQig9c&t=229s
【福嶌さんの講演資料】
・rinnaの照会
・アプリ『キャラる』の遊び方
画像:勉強会風景 (編集済み)