第06回 勉強会 確定申告を通じて考えるUXデザイン

掲載日:2022/07/14
開催日
2022/03/23
イベント
勉強会
投稿者
両角清隆

開催日時: 3月23日(水)20:00-21:00
話題提供者:両角+皆様
内容:確定申告を通じて考えるUXデザイン

両角感想
確定申告や年末調整は、働いている人であればほぼ毎年行う行事である。
ただ、何のために誰が行っているのかを理解している人は少ない(両角もふくめ)。
両角は昨年3月に大学を退職し、4-7月は大学の非常勤講師、7月に法人を立ち上げた。
11月くらいから年末調整はどうすればよいのか(税務署から法人向けに書類が送られてくる)、確定申告との関係はどうなっているのか等々わからないことだらけで、本当に悩んだ。
今も法人や個人の税金や保険の処理をどうすればよいかはっきりとわかっているわけではないが、確定申告をe-Taxで一応済ませたので、何が課題か関係する要素と関係を図化してみた(添付図参照)。
両角の説明後、参加者から出たコメント等をメモしておく。
・年末調整は皆行っているが、確定申告は一部の人が実施している。
・親の関係で税理士に処理を依頼したが20万円ほどかかった(やはり高額)。
・自分の会社を運営しているA氏は簿記3級の資格を取り、会計・税金処理等理解している。基礎知識がないと、正しい処理はできない。
・会計サービス(Freee等)の会社は、エンジニアを集め開発力を強化している。
・官公庁系サービスが使いにくいのは、ユーザーの意見が入っていないからでは。
 これまで使用している書類をアプリ化しているだけ。
・官公庁系サービスはユーザビリティ評価等を行っていないのではないか(予算もつかない)
・デジタル庁の書類にUI/UX等の言葉が入るようになった。
・使いやすいサービス開発にはユーザー視点・デザイン視点が必要だが、どう必要なところに開発コストを配分しビジネス化していくかが、今後の課題。

年末調整に関して必要となる多様な知識